こんにちは!ぐるです。
映画館で食べるポップコーンは格別です◎
映画館やディズニーランド・シーへ行くといい匂いが漂ってくるポップコーン。
ポップコーンはどのような原理でコーンからポップコーンへ変わるのか知っていますか。
ポップコーンが作られる原理を理解すると、家でも失敗することなくポップコーンが作れます!
味付けがおいしくなる原理も紹介しています。
ぜひ最後まで読み進めてください!
【ポップコーン】コーンがはじける原理
どんなコーンでもポップコーンは作れる?
ポップコーン用のコーンは、「燻製種」という種類です。
スーパーなどで買えるコーンは、「スイートコーン」という種類で、ポップコーン用とは種類が違います。
燻製種は、水分を含んだデンプンを覆うように、硬いでんぷんがあります。
加熱することで、内側のデンプンの水が水蒸気となって出ていこうとします。
しかし、外側は硬いため出ていくことができません。
徐々に水蒸気による外へ出ようとする圧が高まり、限界までくると一気に爆発することで、膨らんだポップコーンができます。
スイートコーンは、外のでんぷんが柔らかいため、蒸気が漏れて圧力がかからないためポップコーンには適していません。
油なしでもポップコーン原理は成り立つ?
ポップコーンを作る際にかかせないのが、油です。
実は油がなくても作ることができます。
油には熱を伝える力「熱伝導」が高いため、油にひたすことによって、熱が内部まで早く伝わり、効率よく弾けてくれます。
早く、確実にポップコーンを作りたい場合は油を使うのがおすすめです。
ポップコーンは好きだけど、カロリーが気になっているという人は、
お家で作るときは、油を使わずに挑戦してみるのもいいですね。
おうちで簡単ポップコーン作り|原理の再確認
作り方
- 温めたフライパンに、油大さじ2、乾燥とうもろこし大さじ1を入れる
- ふたをしてゆする(3分ほど)
- ポップコーンの弾ける音が聞こえなくなったら完成
原理を理解していると、音が鳴るたびに、中の空気圧が上がったんだな!って思うと楽しいですよね。
ふたを忘れてしまうと、弾けるときに飛び散って、火傷の原因になります。
必ず、ふたをして作りましょう。
ポップコーンの味付けはこれ!おいしくなる原理も紹介◎
味付けには、相互作用を使うと、よりおいしいものができます!
塩味でももちろんいいですが、おいしいものをかけ合わせて、自分流を開拓してみてください◎
相互作用には3種類あるので、紹介していきます。
(普段の料理にも応用が効くため、「相互作用」ぜひ覚えてください!)
対比効果(甘味×塩味)
2種類以上の違った味を混ぜ合わせたときに、どちらか1つまたは、両方の味が強く感じる現象のことをいいます。
キャラメル(甘味)×塩(塩味)
作り方
- 塩味のポップコーンを作る
- 砂糖100g、バター20g、水小さじ2をフライパンで温める(焦げやすいため注意)
- きつね色になったら火を止め、ポップコーンに絡める
キャラメルは焦げやすいため、目を離さないように作りましょう。
きつね色にすることで、キャラメル本来の匂いが出てきます。
抑制効果(苦味×甘味)(酸味×甘味)(酸味×塩味)
2種類以上の違った味を混ぜ合わせたときに、1つまたは両方の味が弱められる現象のことをいいます。
コーヒー(苦味)×はちみつ(甘味)
作り方
- ポップコーンを作る
- フライパンに、インスタントコーヒー大さじ1、油大さじ5、はちみつ大さじ3、砂糖大さじ1を入れ加熱
- ふつふつと湧いてきたら、ポップコーンを入れて混ぜる
- バットに広げて粗熱をとる
甘いものが好きな方は、砂糖の量を増やしてください。
砂糖の量が増えるとくっつきやすくなるため、気になる人は油の量を増やしてください。
相乗効果(うま味×うま味)
同じ系統の味を持つ2つ以上のものを混ぜたときに、より一層その味が協調する現象のことをいいます。
チーズ(うま味)×青のり(うま味)
作り方
- ポップコーンを作る
- 粉チーズと青のりをお好み量加え、混ぜる
- 塩を軽く振り味を整える
粉チーズを使うことで、合えるだけで簡単に作ることができます。
それぞれのうま味成分による相乗効果を楽しんでください!
まとめ:ポップコーンの原理を知って料理をもっと楽しく
何気なく食べているポップコーンは、乾燥とうもろこしの中に含まれている空気の圧により、爆発を起こすことで作られていることを理解できましたか。
お家で簡単に作れるので、ぜひ作ってみてください!
BBQでももってこいとの噂もあります!夏にわたしもチャレンジしてみようかな◎
皆様のおすすめの味付けも教えてください!募集しています◎
コメント